水子供養の真言宗成田山国分寺インスタグラム

仙台成田山の供養

成田山仙台分院の供養

供養の意味

 真言宗智山派の成田山仙台分院では水子のほかにも様々な供養を執り行っております。
 導師のもと人形だけでなく、先祖、水子、動物、ご魂抜き、御彼岸、御盆などの合同慰霊祭など「供養」のつとめをしております。
 供養というと寺院でお経を上げてもらうイメージが大変強いようです。
 もともとは梵語のプージャーからの訳で、お釈迦さまや菩薩等の仏様にお線香⋅花⋅灯⋅食べ物などのお供えを誠心誠意で献げる意味が含められています。
 ですので、皆さんが何気なく行っている墓参りや仏壇等に供え物や水を掛けることをしたりすることもその1つなのです。花を供え水をかけたりといった事や線香やローソクを立てることも全て含まれるのです。
 彼岸や盆と言った節日の時は、先祖⋅水子の霊を慰めるだけでなく、ご自分の常日頃の行いを省みる貴重な機会という意味でもありますので墓参りや仏壇をゆっくりお参りされることはとても大切なことです。

春彼岸

 成田山仙台分院ではお彼岸の季節には毎年、追善供養をとりおこなっております。春彼岸祭では先祖など諸霊の追善を厳修いたしております。
 追善とは、霊の冥福のためにこの世に生きている者が、後から追って功徳を積んで霊を弔うことを言います。その積み重ねられた功徳により地獄のような苦を離れ、極楽浄土といわれる安楽を得ることができるといわれています。
 真言宗智山派 宮城県成田山では、諸霊の冥福を祈るとともに、ご本尊である不動明王、薬師如来、虚空蔵菩薩などお祭りしている全ての御仏、廟など13箇所へ仏膳と供花、供物、灯明が供えられ日頃の御仏への感謝とともに供養がされています。

盂蘭盆会うらぼんえ

 夏のお盆の季節には毎年、盂蘭盆会といわれるを行事を執り行っています。お盆中に諸霊の追善を厳修とお祭りしている各本尊へお供えものなどをいたしております。
 お盆期間中は、仙台成田山より供物が供えられます。本尊である不動明王をはじめとする御仏、供養廟などへ、灯明、香の他に、お盆は仏膳と供花、供物が供えられています。
 お盆とは、盂蘭盆うらんばなという言葉の略とされています。意味は懸倒つまり逆さ吊りの苦しみを意味するといわれます。
 盂蘭盆会うらぼんえとは地獄や餓鬼のような悪道に墜ちた亡き水子などの霊たち、成仏できずに迷界を流転し続ける霊たちをなぐさめ、その苦しみから免れますように法要を行ないます。

秋彼岸

 秋分の日を中に挟んだ一週間)が秋のお彼岸。彼岸とは「悟りの世界」を表す仏教用語。お経には実に淘浚ざまな喩(たと)え話が用いられているが、その中に「川と筏(いかだ)の喩え」がある。流れの速い川があり、こちら(此岸)は荒地、対岸(彼岸)は楽園であるとする。愚者は泳いで流されてしまうが、賢者は筏を使って無事彼岸へ渡れる。  つまり川は煩悩、此岸は迷いの世界を指し、彼岸は悟りの世界を意味している。賢者の筏とは仏の知恵の喩え。
 古来日本では、お彼岸にはお寺にお参りし、仏様やご先祖の供養をしてきた。そうして故人が、あるいは自分自身も仏の世界である彼岸へたどり着けるようにと願ってきた。
 ところで、成田山は水子地蔵の住む寺として知られています。供養をお望みの人は、このお彼岸を機会に来山してみてはいかがですか。お地蔵さまのお導きで親子とも安心の彼岸へ着けますように」
 秋の彼岸の季節には、ご本尊である不動明王をはじめ、各御仏、廟などへ仏膳と供花、供物、灯明が供えられています。春と秋にある彼岸には必ず行なっている行事です。
 彼岸は諸霊の供養の時期でもあります。常日頃忙しく、亡き方々や先祖を敬う気持ちが薄れがちです。彼岸などの節目の時には日々生かされていることに感謝し墓や仏壇の前で手を合わせてください。

先祖供養

 「先祖供養」とは先祖代々の諸霊の供養をいいます。亡くなった家族だけでなく先祖代々、有縁、無縁の霊位にもおこなっています。
 今ここに生きていることが当たり前のように思われているかもしれません。先祖さまを供養する事は、現在ご自分自身がこの世にあること、生かされていることを見直し、感謝する事でもあります。
 この世に生きているものが、すでに亡くなった方々に対して、血縁や親類、縁者が変わりに善を行うことを追善ついぜんといいます。その功徳をめぐらすことにより、極楽浄土へ導かれるとされています。
今は亡き方々のおかげで、この世にいるという感謝の気持ちで、菩提成就を祈られてください。
ご先祖供養を行う際に「塔婆とうば」をたてて行います。

水子供養

 水子とは、命を授かりながらもこの世に生まれる事の出来なかった 子どもたちを云います。
 中絶、流産、など様々な理由によって、この世に生まれる喜びを分かち合えなかったのです。 お寺でお経を上げてもらうことはもちろん大切です。また、あなた自身も心をこめて手を合わせ、供養すれば、水子の心をなぐさめることが出来るでしょう。また、あなた自身も癒され、正しく進むべき道へ進むことができます。供養とは亡くなった人の為であると同時に、あなた自身のためでもあるのです。
 お寺で供養をすることにより、迷える水子を極楽浄土へ導くことができると伝えられています。どうぞ心より亡き水子の菩提を弔ってください。

水子供養に関するお問合せは下記にて承ります。

真言宗成田山国分寺
住所   :〒980-0845
       宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉33–2
電話番号 :(022)225–8640
FAX  :(022)225–8655